ニッポン高度紙工業株式会社

環境(E)

▼環境(E)に関わるマテリアリティ

水資源の保全

当社グループは、事業活動で水資源を多く使用しているため、事業の継続には水資源の確保が不可欠となります。
社有林の保全や各自治体との協定に基づく森林保全活動をおこなうことにより、水源かん養機能の改善に努めています。
また、活動エリアの拡大を目指した取り組みもおこなっています。

KGI(2029年度) KPI

水源かん養機能の改善

水源かん養をおこなう森林面積の拡大

社有林の計画的な間伐による水源かん養機能の改善

各自治体との協定に基づく森林保全活動 年間2回以上
水源保護を主目的とした社有林の取得

水源の森には大切な働きがあります。雨は木々の幹を伝わって地面に浸透し、土壌を通過しながらろ過されて地下水となり、その地下水はやがて湧き水となって川に流れ出します。このため森林は「天然の浄水場」と呼ばれます。
また、森林には雨を地中にため、ゆっくりと時間をかけて流出させる働きがあり、洪水や渇水を和らげるため、「緑のダム」とも呼ばれます。網の目のように土の中に広がる木の根は、土や石をしっかり捕まえ、土砂崩れを防ぎます。
私たちが携わる製紙業は水を大量に使用するビジネスモデルですので、2003年7月に購入した社有林である「五位ヶ森」に、「悠久の森」という愛称を設け、水資源保護を主目的に私たちが住む郷土の環境保全に、全社を挙げて正面から取り組んでいます。
また、安芸市と森林保全協定を締結し、水源かん養保安林として森林組合に委託しながら、計画に基づいた間伐を実施しています。
今後も適切な管理をおこない、樹木の健全な生育を助けることにより、良質な保水能力を持つ森林を目指します。

「悠久の森・五位ヶ森」のデータ
所在地:高知県安芸市畑山姥ヶ谷
標高:1,185m
面積:240ha
樹種:80%がスギとヒノキ
森から生まれる水量
 夏場は7~8万トン/日
 冬場は2~3万トン/日
CO2吸収量:400トン/年

計画的に間伐を行い、太陽の光が根本まで届いている社有林

社有林保全活動

当社の環境方針や取り組みに対する理解を深めることを目的に、社内研修の一環として間伐や植樹をおこなっています。

  • 記念植樹の様子

  • 記念植樹エリアのメンテナンス

  • 大きく育った記念樹

各事業所水源域における森林保全の推進

高知県・仁淀川および越知町、鳥取県・伯耆町との森林保全協定に基づき、森林組合や地域の皆さまと一緒に森林保全活動を推進しています。

  • 新入社員によるノコギリでの間伐・チェーンソーを用いた丸太切り体験

  • 森林組合の方から「つる取り」の説明を受ける様子

水資源の効率的な利用、使用量の削減

当社グループでは製造工程において多くの水資源を使用しているため、使用量削減をめざした活動をおこなっています。

KGI(2029年度) KPI

工程改善による水使用量 2022年度比10%削減

取水原単位の削減率 2022年度比10%削減

水のリサイクル率 2020年度比5%向上