CO2排出量の削減
当社グループは、製品の製造過程で電⼒等のエネルギーを⼤量に消費しており、当該消費量削減および原単位低減ならびに再⽣可能エネルギー導⼊は、気候変動への対応策として必要と考えています。
KGI(2029年度) | KPI |
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カーボン・オフセットを含めたCO2排出量の削減 |
・エネルギー原単位削減率 2020年度比10%削減 |
間伐計画の進捗率 100% |
環境への取り組み外観

エネルギー設備
環境にやさしいエネルギー設備で環境に負荷をかけない工場を目指しています。
LNG関連設備
本社・本社工場
安芸工場
米子工場
太陽光発電関連設備
本社・本社工場
安芸工場
CO2フリー電力導入
2022年4月1日、当社 南国工場(現 NKKソリューションズ(当社100%子会社))での使用電力を実質省エネプラン(非化石証書を用いた実質的な再生可能エネルギー100%プラン)の電力に切り替え。
米子工場のクールチューブ空調システム
一定した地中温度を利用し、外気を取り込んだ後、地中で冷却し工場内の空調に活用するシステムを導入しています。
カーボン・オフセット(CO2排出量削減)活動
カーボン・オフセットとは、企業活動や生活などを通して排出される二酸化炭素などの温室効果ガスのうち、当該排出量の全部または一部を、他の場所で実施された森林保全等の温室効果ガス排出削減・吸収活動に投資することにより、排出量に見合った温室効果ガスを埋め合わせる考え方のことです。
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高知県での活動
当社は、2011年3月、社有林における森林保全活動について、高知県J-VER制度に企業として初めて登録されました。
同制度は、カーボン・オフセットを行なう際に必要なクレジット(当社が行なっている森林保全活動によって削減・吸収された二酸化炭素などの温室効果ガスの量)を発行・認証する制度のことです。発行されたクレジットを地球温暖化防止に取り組む企業などに販売し、得られた資金は森林の持続的な保全・整備に使用します。
また、当社グループのCO2排出量の削減活動と合わせて、全体での“カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現”を目指します。 -
鳥取県での活動
当社は、2011年6月に着工となりました米子工場の建設工事期間中に排出されるCO2のうち100トンにつき、鳥取県県有林J-VER制度に基づくクレジットの購入によりカーボン・オフセットに取り組み、地球温暖化防止および鳥取県の森林保全に貢献しました。
また、2023年3月に着工しました米子工場内の製造ライン設備増設工事期間中に排出されるCO2につきましても、100トン分を鳥取県県有林 J-クレジットの購入によりカーボン・オフセットいたしました。