ニッポン高度紙工業株式会社

沿革

1940-1950

当時の津村順天堂漢方薬「中将湯」

1941年8月
高知市南元町にて創立。資本金18万円。手漉き紙にビスコースを含浸加工した耐水性に優れた紙を「高度紙」と名付け、主に薬剤煎出袋として販売を開始。
1943年4月
「高度紙」がコンデンサ用セパレータとして注目され、販売されるようになる。
1954年11月
コンデンサ用セパレータの需要増大に対応し、1号抄紙機を設置し「機械抄き」タイプの生産を開始。

1960

1960年代 旧本社・工場

1960年代
左:2号抄紙機 右:3号抄紙機

1968年
春野工場着工を祝って

1961年11月
2号抄紙機を設置し、日本で初めて二重紙の生産を開始。
1963年4月
中国、台湾、ブラジルなどにコンデンサ用セパレータの輸出を開始。
1966年3月
3号抄紙機運転開始。
1968年8月
高知県吾川郡(現:高知市)春野町にて春野工場(現:本社工場)操業開始。
5号抄紙機運転開始。
1969年8月
6号抄紙機運転開始。

1970

1974年
春野工場(現:本社・本社工場)

1971年10月
旧本社・工場を閉鎖し、本社を春野工場(現:本社工場)に移転。高性能ペーパーラインド型乾電池用セパレータを開発し、販売を開始。
1971年12月
2号抄紙機と3号抄紙機を組み合わせた7号抄紙機運転開始。
1972年8月
コンデンサ用セパレータについて、 本州製紙株式会社(現:王子エフテックス株式会社)と業務提携。
1976年4月
低インピーダンス・コンデンサ用セパレータを開発。
1977年8月
アルカリマンガン乾電池用セパレータを開発。

1980

1980年代
春野工場(現:本社・本社工場)

1984年
8号抄紙機増設地鎮祭

1985年3月
8号抄紙機運転開始。
1987年5月
不織布製造設備を設置。
1988年1月
10号抄紙機運転開始。
1989年4月
無水銀アルカリ電池用セパレータを開発。
1989年7月
皇太子殿下の行啓を仰ぐ。

1990

1992年 安芸工場完成

1992年6月
高知県安芸市にて安芸工場操業開始。
11号抄紙機運転開始。
1992年12月
ニッケル水素電池用セパレータを開発。
1995年4月
安芸工場にてスパンボンド不織布製造設備運転開始。
1995年8月
安芸工場にて12号抄紙機運転開始。
1996年2月
日本証券業協会にて株式公開(店頭登録)。

2000

2001年
N1号抄紙機運転開始

2004年
南国工場完成

2001年8月
春野工場(現:本社工場)にてN1号抄紙機運転開始。
2002年6月
マレーシアに現地法人を設立。
2003年7月
安芸市五位ヶ森の森林240haを取得し、水源涵養林としての保全活動を開始。
2004年8月
高知県南国市にて南国工場操業開始。
2004年12月
日本証券業協会への店頭登録を取り消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
2009年5月
リチウムイオン電池用セパレータ市場に本格参入。

2010

2012年
米子工場完成

2012年
R1号抄紙機運転開始

2012年10月
鳥取県米子市にて米子工場操業開始。
R1号抄紙機運転開始。
2019年2月
経済産業省・日本健康会議が選ぶ「健康経営優良法人(大規模法人部門)~ホワイト500~」に初認定される。 

2020

2020年
「健康経営銘柄」初選定

2020年3月
経済産業省と東京証券取引所が選定する「健康経営銘柄」に初選定される。
 ※パルプ・紙業種では初めて。
2020年6月
2020年版「経済産業省グローバルニッチトップ企業100選」に選定される。