▼ガバナンス(G)に関わるマテリアリティ
コーポレート・ガバナンス体制の適切な構築・運営は、重要な経営課題であり、経営の透明性向上とコンプライアンス体制強化が、当社の持続的成長と中長期的企業価値向上につながると考えています。
KGI(2029年度) | KPI |
---|---|
コーポレート・ガバナンス体制および内部統制システムの構築・運営 |
取締役会出席率 |
経営会議開催回数 | |
サステナビリティ委員会開催回数 |
コーポレート・ガバナンス体制

コーポレート・ガバナンス報告書はこちら
コンプライアンス推進体制
コンプライアンス体制に関する統括責任者としてコンプライアンス担当執行役員を選任し、コンプライアンス関連諸規定および教育研修制度を整備し、同体制の強化に取り組んでいます。
また、コンプライアンス担当執行役員は、当社グループのリスク管理にも取り組んでおり、各主管部門と連携しながら、環境、品質および災害等にかかるリスクについて、リスクの特定、発生の未然防止およびリスク発生時における影響の軽減等をはかるべく推進しています。 教育研修制度の運営にあたっては、個人および組織のコンプライアンス意識の向上をはかるため、取締役・監査役、管理監督者を対象としてコンプライアンスに関する共通研修をおこなうなどして、周知徹底をはかっています。
なお、公益通報者保護法に対応する社内規定を制定し、当社従業員等が、コンプライアンス上疑義がある行為等を認知した場合に相談および通報できる内部通報窓口を社内外に設置し、さらなるコンプライアンス体制の強化に努めています。
災害時において、人命の保護、会社資産の保全、迅速な事業回復、利害関係者への影響の最小化および平常時における取引先との信用確立を図ることは、当社の事業継続において、必要不可欠であると考えています。
KGI(2029年度) | KPI |
---|---|
事業継続計画の継続的な見直し |
BCM推進会議開催回数 |
BCM推進体制
当社グループでは、2011年の東日本大震災の前から、「①従業員の安全を確保すること、②ユーザーへの供給責任を果たし、信用・信頼を維持すること」を目的に独自にBCP対策を講じてきました。
その背景には、「当社グループは、コンデンサ用セパレータで高いシェアを頂いており、事業継続は『使命』であり『社会的責任』である」という想いがあります。
2018年4月からは、全社的方針の決定、変更あるいは、具体的課題への対応の進捗管理等を目的として「BCM構築会議」を設置して、上記目的の達成に向けて取り組んでおります。
BCMに関わる各種訓練
-
避難・安否確認訓練
年1回の頻度で全事業所一斉に南海トラフ地震を想定した避難・安否確認訓練を実施しています。
-
火災・薬品漏洩訓練
設備破損等による薬品漏洩への対応として、担当部門による定期的な薬品漏洩訓練を実施しています。
-
消防訓練
交替勤務者を対象とし、少人数での消火訓練を毎月実施しています。また、全体訓練は年1回の頻度で実施しています。
その他の取り組み事例
-
津波避難訓練受け入れ(周辺地域および学校)
-
救命講習・応急手当講習の開催
-
消防学校への入校(年4日間受講)
-
非常食の寄贈(NPO法人こうち食支援ネット様へ)