ニッポン高度紙工業株式会社

環境(E)

▼環境(E)に関わるマテリアリティ

排水、排気中の環境負荷物質の極少化/水資源の効率的な利用、使用量の削減

当社グループでは製造工程において多くの水資源、天然繊維からなる原材料等を使用しており、これらの使用量削減が、環境負荷低減、ひいては自社の企業価値向上につながると考えています。

KGI(2029年度) KPI

環境規制値を上回る環境負荷物質の不排出

排出量基準超過件数 ゼロ件

工程改善による水利用量 2022年度比10%削減

取水原単位の削減率 2022年度比10%削減

水のリサイクル率 2020年度比5%向上
環境マネジメントの取り組み

当社では、水質汚濁防止法、大気汚染防止法および自治体との協定等に基づく規制基準値よりも厳しい自主基準値・管理基準値を定め、定期的な測定・検査を実施することで環境負荷物質の不排出維持に努めております。

廃棄物の削減

当社グループでは製造工程において多くの水資源、天然繊維からなる原材料等を使用しており、これらの使用量削減が、環境負荷低減、ひいては自社の企業価値向上につながると考えています。

KGI(2029年度) KPI

廃棄物排出量 2022年度比10%削減

製紙スラッジ原単位削減率

製紙スラッジ削減に向けた取り組み

当社の廃棄物はそのほとんどが製紙スラッジ(以下、スラッジ)であることから、廃棄物削減にはスラッジ排出量削減とともにその有価物化・有効利用が目標達成のための両輪となります。

この度、当社 米子工場のスラッジの活用事例が「令和5年度 鳥取県循環経済モデル構築支援補助金」の対象に採択されました。内容は、コンクリート製品を製作する際の材料の一部に、当社の製紙スラッジを代替使用することで使用するセメント量を削減しつつ、不足する水分にCO2を溶解させ、十分な強度と剛性をもった高付加価値のコンクリートを製作するというものです。

上記コンクリートを用いて製作された排水溝(U字溝)が、当社米子工場の製造ライン増設建屋でも活用されております。