ニッポン高度紙工業株式会社

NKK NEWS

2020
12.24

社有林(五位ヶ森)での活動レポート~その2~

五位が森をバックに記念撮影。いい天気でした。

当社では、社有林である五位ヶ森で、野生動植物にやさしい森づくりに取り組んでいます。
その活動の一環として、動植物のモニタリング調査を行っており、森林施業や生物保全活動の進め方の検討材料にしたいと考えています。
今回は、12月8日におこなったニホンジカ調査について紹介します。
シカの個体数を推定し、他の地域との比較、経年での増減(定期的に調査したデータで比較)、他の調査データと組み合わせて、五位ヶ森がどのような状況か把握を進めています。簡単に言うと、“山”の健康診断みたいなものです。

当日は、現地で四国自然史科学研修センターの職員の方に指導していただき、シカの糞粒調査を行いました。この調査は、シカの糞を数えて、個体数を推定するというものです。
山の中で、1㎥あたりのシカの糞をカウントし、この日はそれを約100箇所実施しました。
ちょっと地味で、黙々とやる作業ですが、普段、工場(会社)で働くメンバーとしては、意外に新鮮な気持ちで取り組め、良い勉強になりました。

  • みんなで糞を地道に数えていきます。

  • 黒豆みたいな糞です。