ニッポン高度紙工業株式会社

当社はこのたび、株式会社日本政策投資銀行（以下、DBJという。）が提供する「防災格付融資」制度の評価システムにもとづき、最高ランクである「防災への取り組みが特に優れている」との格付を四国の企業で初めて取得し、同融資を活用する運びとなりましたので、お知らせいたします。
当社は、現在高知県内の3工場において主力製品であるアルミ電解コンデンサ用セパレータを製造しておりますが、今後高い確率で発生が予測されている大規模地震による同時被災リスクを軽減することが重要な経営課題であると考えております。また、かねてより従業員の安全確保やお客様への供給責任を全うするため、内規にもとづく防災マネジメント体制の構築や生産資源・拠点の分散化などの対策を講じて参りましたが、来年9月には当社初の県外工場となる米子工場（鳥取県米子市）が稼働予定であり、今回の融資も同工場の建設費に充当するものであります。

今回のDBJによる評価結果については、前述の防災対策や事業継続を重視した経営を実践している点などが高く評価されたものと認識しており、今後も安心と信頼のNKKブランドとして社会に貢献できるよう努めてまいります。

（ご参考）「防災格付融資」とは：
DBJが2006年度から実施している「防災格付」の手法を導入した世界初の融資メニュー。
詳細は、同行ホームページをご参照ください。
http://www.dbj.jp/service/finance/risk_manage/index.html