ニッポン高度紙工業
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ニッポン高度紙の創業は1941年。高知の伝統産業である手漉きの土佐和紙を加工して、耐水性と耐熱性を高めた紙を「高度紙」と名付け、漢方薬などの煎じ袋として販売したのがはじまりです。
 
エレクトロニクス分野進出のきっかけは、第二次大戦中のレーダー開発でした。当時のセパレータの素材は木綿。ところが戦況悪化による物資不足のため、代用品が求められていました。そこで注目されたのが「高度紙」でした。
「高度紙」は代用品のレベルを超える高い性能をみせ、以後研究が進められます。こうして「高度紙」の新しい道が拓かれ、戦後、当時黎明期であったエレクトロニクス分野への進出を果たします。
 
ニッポン高度紙は、次々に誕生するエレクトロニクス製品の普及・拡大、グローバル化、社会のデジタル化とともに歩んできました。今後は、世界中が低炭素社会実現へ大きくシフトするなか、エレクトロニクス製品に加えて、環境・エネルギー分野への製品供給が期待されており、ニッポン高度紙の活躍の場はますます広がりつつあります。
 
 
 1.創業期【1940〜1950年代】
 
土佐和紙を加工した「高度紙」を開発・販売。第二次大戦後エレクトロニクス分野へ進出。1950年代には電気洗濯機、白黒テレビ、家庭用冷蔵庫の販売が始まり、電解コンデンサ用セパレータの民生品需要が増加。
 
 2.事業確立期【1960〜1970年代】
 
密度の高い紙と低い紙を1つにした画期的な「二重紙」の製造技術を日本で初めて確立。カラーテレビなどのエレクトロニクス製品の普及にともない事業基盤を整え、コンデンサ用セパレータメーカーとして地位を確立。
 
 3. 事業発展期【1980〜1990年代】
 
国内メーカーの需要増加と海外展開に積極的に対応し、グローバルブランドに。安芸新工場建設など生産能力を拡大し、安定供給体制を整える。1990年代後半には、台湾、韓国等の東アジア、ASEAN地域向けの販売量が約40%に。
 
 4. 飛躍・成長期【2000年代】
 
4-1.デジタル・イノベーションの加速
薄型テレビ、デジタルカメラなどのデジタル家電市場が世界規模で広がる。マレーシアの現地法人設立など、新興国市場を開拓し世界シェア拡大。
4-2.エネルギー・イノベーションの進行
低炭素社会実現に向けた世界的な動きが本格化し、省エネ、創エネ、蓄エネ対応製品の事業化を推進。リチウムイオン電池用セパレータの販売開始。鳥取県米子市に米子工場の建設(2012年稼働)。
 
 
 
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